生活習慣病の管理、感染症対策 診療報酬上の評価が不十分
「生活習慣病管理」「感染症対策」診療報酬上の評価調査 最終集計
<生活習慣病の医学管理>
- 療養計画書が疾患管理に「役立っていない」が半数超(50.2%)
- 計画書が「役立つ」、でも「交付要件削除を望む」が38.5%
- 生活習慣病管理料に「外来管理加算が包括されるのは不合理」59.6%
<感染症対策>
- 発熱外来などの診療報酬の評価「評価されていない」全体で72.3%、発熱外来対応医療機関では78.8%
- 発熱外来対応医療機関「感染症対策の物品(マスク等)の高騰に点数が見合わない」81.1%
- 発熱外来の有無にかかわらず、状況改善のためには「発熱患者等対応加算の引き上げを求める」が最多
2024年診療報酬改定での評価が不十分であると、自由意見欄にも多くの意見が寄せられました。
保険医協会では、2026年診療報酬改定での引き上げ、期中改定を求めて国に働き掛けていきます。